2021年2月24日更新
3月1日(月)~5日(金)までの5日間、参加アーティスト磯辺行久氏の作品制作の一貫として、珠洲市内の小中学生を対象に「偏西風検証ワークショップ~実証実験~」を開催します。
この「実証実験」では、珠洲市内の各学校のグラウンドから児童生徒がメッセージを書いたはがきを添えた約千個の風船を一斉に放ち、上空の風に乗せて飛ばします。
風船の落下範囲等の記録や風船の拾得者とのメッセージのやり取りは、芸術祭会期中に作品として発表しますので、風船を拾った方は、風船に添えたはがきをぜひ投函くださいますよう、ご協力をお願いします!
磯辺氏はこれまで環境をテーマにした作品を数多く制作しています。奥能登国際芸術祭2020+では、偏西風や海流を奥能登・珠洲の特徴ととらえ、今回のプロジェクトの構想を生みました。
どのような結果になるか、お楽しみに!
※飛来する風船は時間をかけて土に溶ける素材のため、環境負荷は非常に少ないものと考えております。
また、気象データを観測できるGPSラジオゾンデ風船の飛来も予定しています。