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奥能登フラム塾特別版 
さいはての「南極会談」 開催  

2019年11月14日更新

12月7日(土)、かつての乗船客の待合所が生まれ変わった“さいはてのキャバレー”にて、ロシアの美術家アレクサンドル・ポノマリョフ氏と、ロシア美術の専門家 鴻野わか菜氏をゲストに、「さいはての『南極会談』」 を開催します。
2017年に世界初となる極寒の大地におけるアートプロジェクト「南極ビエンナーレ」を開催した、コミッショナーのアレクサンドル・ポノマリョフ氏と、「南極ビエンナーレ」に参加し、現代ロシア作家のプロジェクトでコーディネーターを務める鴻野わか菜氏による「南極会談」。
奥能登国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムが加わり、極地の魅力を知る3人による“さいはての地”からふたつの極が響きあう世界をお楽しみください。 


日 時:2019年12月7日(土) 17:00~19:00(開場16:30~)

会 場:さいはてのキャバレー
   (〒927-1214 石川県珠洲市飯田町1-1-13)

出演者:アレクサンドル・ポノマリョフ(アーティスト)     鴻野わか菜(早稲田大学教授)
    北川フラム(アートディレクター)

 料 金:2,500円 ※料理、1ドリンク代込み

料理協力:日野貴明 

[申込方法]

○メールでのお申込み
 氏名、住所、電話番号を記載のうえ、info@oku-noto.jpにメールを送信してください。
○窓口・電話でのお申込み
 奥能登国際芸術祭実行委員会事務局 TEL:0768-82-7720(平日8:30~17:00)
※12月5日までにお申込みください。 

[アクセス]

○飛行機の場合:羽田空港~のと里山空港(約1時間 ※1日2便)
 →予約制のふるさとタクシー(乗合)、北陸鉄道特急バスまたはレンタカーで約40分 
○新幹線の場合:金沢駅から特急バスで約3時間、またはレンタカーで約2時間30分 

アレクサンドル・ポノマリョフ
(Alexander Ponomarev)

1957年、ドニエプロペトロフスク(旧ソ連)生まれ/モスクワ在住。1973年にオリョール美術学校を卒業した後、海への憧れを募らせ、オデッサ工科海洋大学(現:国立オデッサ海洋アカデミー)に入学。1979年から数年間、航海士として7つの海を旅し、1982年に美術界に戻り、現在に至るまで、海、船をテーマとする作品を展開。ヴェネツィア・ビエンナーレ、ヴェネツィア建築ビエンナーレでも多数プロジェクトを発表。2017年にはコミッショナーとして第1回南極ビエンナーレを実施し、現在、第2回南極ビエンナーレを準備中。「瀬戸内国際芸術祭2016」、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」参加作家。

鴻野わか菜

1973年、広島生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。東京外国語大学、東京大学大学院を経て、国立ロシア人文大学大学院修了(Ph.D)。専門はロシア文学・美術・文化。訳書にレオニート・チシコフ『かぜをひいたおつきさま』(徳間書店)、イリヤ・カバコフ『プロジェクト宮殿』(共訳、国書刊行会)、共著書に『幻のロシア絵本 1920-30年代』(淡交社)、 『イリヤ・カバコフ世界 図鑑――絵本と原画』(企画・監修:神奈川県立近代美術館)、『都市と芸術のロシア」――ペテルブルク,モスクワ,オデッサ巡遊』(水声社)など。ポノマリョフらと共に第1回南極ビエンナーレに参加。「大地の芸術祭2018」の「南極ビエンナーレ フラム号2」など、現代ロシア作家のプロジェクトでコーディネーターを務める。