撮影:岡村喜知郎
奥能登は縄文時代の漆塗りの遺物が数多く発見されており、身近に漆の産地があるなど、今なお漆文化が受け継がれている地域である。漆を塗ることを、「物の本質を変え、命(魂)を吹き込む行為」として捉え、乾漆による立体作品をその地に設置し、生命の根源的な力を表現する。漆膜で覆われた作品は、光と周囲の景観を取り込みながらあたかも生命が宿っているかのように空間に存在し、独自の造形世界を表現する。
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