Noto Aemono Project
日本
海沿いに建つ一軒の製材所に魅せられ、結成されたチームです。
沖縄・東京・珠洲に住むデザイナーと職人が手を組み、製材所を舞台に作品を制作します。 佇まいに惹かれたことをきっかけに知った、製材所の歴史。かつて地域の森で育まれた木を建築材として街へ届けていたものの、近年地域の木材が使われることが減り、街や人との繋がりが薄らいでいること。珠洲の木が使われなければ、山は荒れ、山に繋がる、川、海、里山の豊かさが損なわれること。 そこで、地域材の循環という観点から、製材所に貯蔵されていた端材を用いて家具を製作し、海を前に佇む製材所に配置します。そして、家具を媒介とし、山と海、人と暮らしの繋がりを見つめていきます。
武蔵野美術大学大学院修了。
80年代の活動当初から鉄という素材に魅了され、溶断と溶接を繰り返しながら作品を制作している。
素材本来の硬質感や重量感、彫刻=塊という概念からも解放され、空間を変容させていく。
“場”を深く観察し、可視、不可視に関わらずそこに存在するものを取り込み、
独自の世界を構築する。
近年は石膏、ガラスなど異素材の作品も発表。
主な受賞歴に、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞、中原悌二郎賞。
海沿いに建つ一軒の製材所に魅せられ、結成されたチームです。
沖縄・東京・珠洲に住むデザイナーと職人が手を組み、製材所を舞台に作品を制作します。 佇まいに惹かれたことをきっかけに知った、製材所の歴史。かつて地域の森で育まれた木を建築材として街へ届けていたものの、近年地域の木材が使われることが減り、街や人との繋がりが薄らいでいること。珠洲の木が使われなければ、山は荒れ、山に繋がる、川、海、里山の豊かさが損なわれること。 そこで、地域材の循環という観点から、製材所に貯蔵されていた端材を用いて家具を製作し、海を前に佇む製材所に配置します。そして、家具を媒介とし、山と海、人と暮らしの繋がりを見つめていきます。